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ちゃんと知ろう自分のカラダ

Vol.1 犬の最大のストレス要因は「退屈」 Vol.2 子犬の社会化期は12週齢まで Vol.3 犬は飼い主に共感できる Vol.4 しつけの理想や期待を押し付けない ーー愛犬の気持ちを少しでも分かってあげたいです。 「愛犬は今何を考えているんだろう?」「少しでも気持ちを分かってあげたい」―これらは飼い主さんが共通して考えることだと思います。犬に話しかけた時、首を左右に傾げながら聞く仕草を見たことがあるかと思います。これは集中して、音がどこから鳴っているのかを特定するためのものです。犬のコミュニケーション手段には視覚、嗅覚、聴覚を使ったものがありますが、視覚的なものは飼い主から見ても比較的分かりやすいでしょう。 参考:「動物行動医学」(2003年)チクサン出版社 犬は顔の表情や姿勢によって感情を表現しています。 ■1から7に移行するにつれて(横軸)・恐怖感、嫌悪感、懸念、不安が増し、積極的な自己主張が少なくなる・頭部は頸部腹側に対して低くなり、耳は後ろに引かれ、あるいは垂れ下がり、より弛緩する・歯は全く露出しない ■1から3に移行するにつれて(縦軸)・頭部と頸部が硬直する・首の背側で被毛が逆立ち、耳が前に傾く・眉毛は固まったように肉が盛り上がって硬直する・顎は角ばる・頸部腹側と口腔内はほとんど見えない・歯は一列に並ぶ 人と同じように、犬も周囲の危険に対して反応する機能を持ちます。1929年にアメリカの生理学者ウォルター・B・キャノンは、急性ストレスに直面した動物の反応として、「fight or flight」(戦うか逃げるか)を提唱しました。「火事場の馬鹿力」と訳されることもあります。動物が極限まで緊張し、交感神経が極限まで働いている状態で、血圧、脈拍数、呼吸数が上昇します。9の状態の犬は、多大なストレスを受けていますが、逃げ場を失ってしまい咬みつくなどの攻撃をしないとストレスから逃れられない状態になっています。 参考:「動物行動医学」(2003年)チクサン出版社 1.正常なリラックスしている姿勢 2.興奮して敵対的な反応を起こしやすくなる・肢の動きが角ばる 3.遊びに誘う仕草・前肢を持ち上げる・首がなだらかに弧を描く・尻尾が高く上がる 6.意思的に敵対する態度・両後肢をさらに大きく開く・尻尾は弓なりになって目立つように高く上がる・背中全体の毛が立つ・前のめ...

Vol.1 犬の最大のストレス要因は「退屈」 Vol.2 子犬の社会化期は12週齢まで Vol.3 犬は飼い主に共感できる Vol.4 しつけの理想や期待を押し付けない ーー愛犬の気持ちを少しでも分かってあげたいです。 「愛犬は今何を考えているんだろう?」「少しでも気持ちを分かってあげたい」―これらは飼い主さんが共通して考えることだと思います。犬に話しかけた時、首を左右に傾げながら聞く仕草を見たことがあるかと思います。これは集中して、音がどこから鳴っているのかを特定するためのものです。犬のコミュニケーション手段には視覚、嗅覚、聴覚を使ったものがありますが、視覚的なものは飼い主から見ても比較的分かりやすいでしょう。 参考:「動物行動医学」(2003年)チクサン出版社 犬は顔の表情や姿勢によって感情を表現しています。 ■1から7に移行するにつれて(横軸)・恐怖感、嫌悪感、懸念、不安が増し、積極的な自己主張が少なくなる・頭部は頸部腹側に対して低くなり、耳は後ろに引かれ、あるいは垂れ下がり、より弛緩する・歯は全く露出しない ■1から3に移行するにつれて(縦軸)・頭部と頸部が硬直する・首の背側で被毛が逆立ち、耳が前に傾く・眉毛は固まったように肉が盛り上がって硬直する・顎は角ばる・頸部腹側と口腔内はほとんど見えない・歯は一列に並ぶ 人と同じように、犬も周囲の危険に対して反応する機能を持ちます。1929年にアメリカの生理学者ウォルター・B・キャノンは、急性ストレスに直面した動物の反応として、「fight or flight」(戦うか逃げるか)を提唱しました。「火事場の馬鹿力」と訳されることもあります。動物が極限まで緊張し、交感神経が極限まで働いている状態で、血圧、脈拍数、呼吸数が上昇します。9の状態の犬は、多大なストレスを受けていますが、逃げ場を失ってしまい咬みつくなどの攻撃をしないとストレスから逃れられない状態になっています。 参考:「動物行動医学」(2003年)チクサン出版社 1.正常なリラックスしている姿勢 2.興奮して敵対的な反応を起こしやすくなる・肢の動きが角ばる 3.遊びに誘う仕草・前肢を持ち上げる・首がなだらかに弧を描く・尻尾が高く上がる 6.意思的に敵対する態度・両後肢をさらに大きく開く・尻尾は弓なりになって目立つように高く上がる・背中全体の毛が立つ・前のめ...