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はじめてのペット選び参考ガイド 犬と猫、あなたのライフスタイルに合うペットはどっち?特徴や飼育方法、費用をデータでわかりやすく解説。初心者にもおすすめの選び方をご紹介します。 ペットの飼育数はどうなっているの? 猫と犬の人気の移り変わりをデータで比較 以下は2013年から2024年までの飼育頭数の比較をまとめたものです。 猫は2013年から2024年の期間に約74万6千頭増加している一方で、犬は約191万8千頭減少しています。両者の飼育頭数が逆転したのは2015年頃で、それ以降は猫の飼育頭数が犬を上回り続けています。 猫の飼育数の推移と特徴 猫の飼育頭数は2013年から安定的に増加しており、2024年には約915万5千頭に達しています。 特に、コロナ禍以降は在宅時間の増加によって人気がさらに高まっています。忙しい生活を送る人にも適した「飼いやすいペット」として支持されているようです。 犬の飼育数の推移と特徴 犬の飼育頭数は2013年から減少傾向にあります。2024年には679万6千頭と、猫よりも少なくなりました。しかし、飼い主との深い絆を築ける「家族のようなペット」として根強い人気を持っています。 猫派・犬派の特徴をデータで見比べて、自分に合ったペット選びの参考にしてください。 猫と犬の性格や特徴を比較!初心者に向いているのはどっち? 猫の特徴と飼いやすさ 猫は「独立心が強く自由な性格」が魅力です。忙しい日常を送る方や外出が多い方でも飼いやすいペットとして人気があります。静かな環境でも適応できるため、都市部の集合住宅でも安心です。 猫を選ぶポイント 犬の特徴と飼いやすさ 犬は「忠実」「社交的」で、飼い主との時間をとても大切にします。初心者の方には比較的小型で扱いやすい犬種がおすすめです。また、散歩や運動が日課になるため、アクティブなライフスタイルを楽しみたい方に最適です。 犬を選ぶポイント 犬と猫の飼育費用を徹底比較!気になるコストはどのくらい? 猫の飼育費用• 初期費用:約15,000円~40,000円(キャットタワーや爪とぎなど)• 年間維持費:約158,680円(トイレ用品や医療費など) 犬の飼育費用• 初期費用:約20,000円~50,000円(ケージやリードなど)• 年間維持費:約306,801円(食費やトリミング費用など) これらの費用を事前に把握するこ...

ーー過剰な吠えやいたずらなど問題行動が目立ちます。 どうすれば改善するでしょうか。 飼い主から見て問題行動と思えるものの多くは、犬の行動欲求を満たせていないことから生じます。日頃から長時間の留守番をさせていませんか?犬の最大のストレス要因は「退屈」だと考えています。犬は元々、群れで協調しながら生活する習性があるため、単独でいることに特にストレスを感じやすい生き物です。このストレスが、過剰な吠えやいたずらなどの問題行動を引き起こす原因になります。 共働き家庭の場合、1日平均8時間は留守番をすることになります。人間で言い換えると、スマホやテレビも見ることができず一人にさせられるような感覚です。コロナ禍で行動制限を余儀なくされた頃、皆さんも退屈で仕方なかったでしょう。留守番が多い犬は、そのようなストレスを毎日受けていることになります。飼い主が帰宅後、散歩に行くとしてもせいぜい1時間ほどで、しかも日が落ちて暗い中の散歩では犬にとっていい刺激になりません。 2017年にイギリスの王位獣医学校のシャーロット・バーン博士は「(人間と同じように)動物も退屈を苦痛と感じていて、(犬だけでなく)家畜や動物園の動物は、刺激が少なすぎる状態にあるため、脳の神経細胞(ニューロン)が死んでしまう」と報告しています。「うちの子はいたずらをしないからいい子」と話す方もいらっしゃいますが、刺激が少なすぎて鬱のような状態になっていることも懸念されます。 問題行動の予防や改善のためしつけを通した学習よりも大切なのは、日頃から犬の行動欲求を満たしてあげることです。一緒にいられる時間に、おもちゃだけを与えてひとりで遊ばせていませんか?短い時間の抱っこや撫でるだけではなく、一緒に遊んでコミュニケーションをとる時間を積極的に増やしましょう。 私が代表を務める、犬の飼い主教育を目的としたしつけ方教室「スタディ・ドッグ・スクール」ではスクールでお預かりし、様々な社会経験を積ませる「犬の幼稚園」を運営しています。仕事の都合などで留守番の時間が長くなってしまうことは仕方ないことですが、愛犬の幸せのために、こういったサービスを利用することも検討してみてはいかがでしょうか。 カルテコでストレス度合いをチェック わたしと大切な家族の健康管理「カルテコ」7日間無料お試しはこちら ⇒https://karteco.j...

Vol.1 犬の最大のストレス要因は「退屈」 Vol.2 子犬の社会化期は12週齢まで ーー自分の元気がないと、愛犬も元気がないように思います。 犬は人の感情を臭いで嗅ぎ分けることができ、人間を除いた動物の中で、人の感情を読み取る能力が最も高いことが分かっています。何気ないことですが、犬が指をさした先を見る行動は実はチンパンジーなどでも難しいと言われており、人間の意図を読み取る能力がとても高いことを表します。相手の感情をまるで自分の感情のように感じることを「情動的共感」といいます。この法則が飼い主と犬の間にも存在することが最近の研究で分かってきました。 犬は飼い主の気持ちに共感する能力を持っています。ポジティブな感情だけでなく、ネガティブな感情にも共感することが分かっています。2019年のスウェーデンの研究ではストレスホルモンであるコルチゾールを用いて、飼い主のストレスが長期的に犬に伝染することが分かりました。また、同年の麻布大学での研究では、自律神経の指標としてストレス/リラックス状態を評価することができる「心拍変動解析」を用いて、飼い主への短期的なストレスに対して約半分の犬がその飼い主の心拍変動と似通う傾向が見られ、飼い主のストレスやリラックスした状態に対して犬が共感していることが示唆されました。 カルテコで愛犬と一緒に心を健康に わたしと大切な家族の健康管理「カルテコ」7日間無料お試しはこちら ⇒https://karteco.jp/ 【App Store】 【Google Play】 犬がストレスを感じた時の耳が後ろに倒れる、しっぽが丸まるなどの行動学的指標は見落としてしまいがちです。「カルテコ」アプリでは、お腹や肉球などのピンク色の部位の動画を10秒間撮影するだけで、自律神経の状態や脈拍数、呼吸数が計測できます。また、飼い主さんもご自身の顔で同様に計測することができます。動物福祉の分野では、動物が幸せな状態を維持するには客観的に評価することが重要という考え方をします。愛犬の心の健康のためにも一緒にストレス度合いをチェックし、なんとなくの自分よがりな飼い方ではなく、互いに健やかに過ごすことを目指しましょう。 ---------------------------------------- 参考:犬にウケる最新知識 (ワニブックスPLUS新書)(鹿野先生...

Vol.1 犬の最大のストレス要因は「退屈」 Vol.2 子犬の社会化期は12週齢まで Vol.3 犬は飼い主に共感できる Vol.4 しつけの理想や期待を押し付けない ーー愛犬の気持ちを少しでも分かってあげたいです。 「愛犬は今何を考えているんだろう?」「少しでも気持ちを分かってあげたい」―これらは飼い主さんが共通して考えることだと思います。犬に話しかけた時、首を左右に傾げながら聞く仕草を見たことがあるかと思います。これは集中して、音がどこから鳴っているのかを特定するためのものです。犬のコミュニケーション手段には視覚、嗅覚、聴覚を使ったものがありますが、視覚的なものは飼い主から見ても比較的分かりやすいでしょう。 参考:「動物行動医学」(2003年)チクサン出版社 犬は顔の表情や姿勢によって感情を表現しています。 ■1から7に移行するにつれて(横軸)・恐怖感、嫌悪感、懸念、不安が増し、積極的な自己主張が少なくなる・頭部は頸部腹側に対して低くなり、耳は後ろに引かれ、あるいは垂れ下がり、より弛緩する・歯は全く露出しない ■1から3に移行するにつれて(縦軸)・頭部と頸部が硬直する・首の背側で被毛が逆立ち、耳が前に傾く・眉毛は固まったように肉が盛り上がって硬直する・顎は角ばる・頸部腹側と口腔内はほとんど見えない・歯は一列に並ぶ 人と同じように、犬も周囲の危険に対して反応する機能を持ちます。1929年にアメリカの生理学者ウォルター・B・キャノンは、急性ストレスに直面した動物の反応として、「fight or flight」(戦うか逃げるか)を提唱しました。「火事場の馬鹿力」と訳されることもあります。動物が極限まで緊張し、交感神経が極限まで働いている状態で、血圧、脈拍数、呼吸数が上昇します。9の状態の犬は、多大なストレスを受けていますが、逃げ場を失ってしまい咬みつくなどの攻撃をしないとストレスから逃れられない状態になっています。 参考:「動物行動医学」(2003年)チクサン出版社 1.正常なリラックスしている姿勢 2.興奮して敵対的な反応を起こしやすくなる・肢の動きが角ばる 3.遊びに誘う仕草・前肢を持ち上げる・首がなだらかに弧を描く・尻尾が高く上がる 6.意思的に敵対する態度・両後肢をさらに大きく開く・尻尾は弓なりになって目立つように高く上がる・背中全体の毛が立つ・前のめ...

Vol.1 犬の最大のストレス要因は「退屈」 ーー散歩中、子どもにだけ吠えてしまいます。 子犬は生後3~12週齢に「社会化期」を迎えます。この時期に触れ合った人や犬、また行った場所に対し適切な振る舞いを身に着ける「社会化」が起こります。例えば、子どものいない家庭で育つと子どもの声に反応して吠えるようになってしまうことがあります。そのほか、高齢者や男性が苦手というケースもあります。社会化期のうちに、特に家族にいない性別、年齢の人とたくさん触れ合う機会を作ることが大切です。 成犬になって問題行動が出てからしつけ教室を利用する方が多いですが、問題行動の大きな原因として社会化不足があるため、問題が起こってからではなかなか改善しづらいです。犬同士の社会化のためにも、しつけ教室の利用を推奨します。散歩やドッグランなどでやみくもに色々な犬と会わせるだけではむしろ犬嫌いになってしまう可能性が高く、飼い主さんだけの判断では難しい部分があります。 しつけ教室では、将来行くであろうトリミングサロンや病院、ショッピングモールなどさまざまな場所に連れていきます。例えば電車に乗る必要があるのであれば、社会化期のうちから少しずつ慣らしていく必要があります。トリミングサロンに行くのは大体月に1回、動物病院となると年に1回くらいではないでしょうか。近頃は、子犬を対象としたパピーグルーミングを実施しているサロンも増えてきています。飼い主さんが主体的に動き、社会化期のうちから慣らしておくことが大切です。 また、よくある勘違いとして子犬は混合ワクチン接種が終わるまでは家の外に出てはいけないとされてきました。しかし、地面を歩かせたり他の犬と接触させたりしない限り、病気がうつる心配はありません。前述の通り、犬の社会期は12週齢までなので、ワクチン接種が終わってから初めて家の外に出すようではとっくに社会化期は終わっており、外の環境に適応しづらくなってしまいます。ワクチン接種が終わる前から、カートやキャリーケースを利用して少しずつ外の環境に慣らしていきましょう。 カルテコで社会化度合いをチェック わたしと大切な家族の健康管理「カルテコ」7日間無料お試しはこちら ⇒https://karteco.jp/ 【App Store】 【Google Play】 環境に対し恐怖や不安を感じている場合、交感神経が優...

Vol.1 犬の最大のストレス要因は「退屈」 Vol.2 子犬の社会化期は12週齢まで Vol.3 犬は飼い主に共感できる ーー保護犬を引き取ることになりました。もう成犬ですが、どのようにしつけをすればいいでしょうか。 犬の社会化ではVol.2で解説したように、「社会化期」である生後3~12週齢にさまざまな人や犬、場所を経験させて慣らしておくことが大切です。しかしながら、成犬になって問題行動が出てからしつけ教室を利用する方が多くいらっしゃいます。一番お伝えしたいことは、多くの方が「しつけ」に対して極端な考え方を持っているということです。例えば“お座り”、“伏せ”の指示に従うことが「しつけ」だと考える方が多いですが、社会の中で生活をしていく上での適切な振る舞いを身に着ける「社会化」こそが「しつけ」なんです。 子犬のうちに社会化ができず成犬になった場合、社会化期を過ぎると、新規の刺激に不安や恐怖を持ち始めるようになります。苦手意識を持ったものを克服した上で慣れさせることになるため、社会化の難易度は跳ね上がります。さまざまな経験をさせてあげるべき期間にできなかったという自身の育て方の問題を理解した上で、理想や期待を押し付けないことが大切です。 また、保護犬を引き取ることになり、しつけに悩む里親さんが多くいらっしゃいます。この場合も、過度な理想や期待を押し付けないことが大切です。保護犬の中でも野犬や野良犬は野生で生活をしていたため、特に人に懐くことにハードルがあります。人間の都合で、譲渡された保護犬が再度手放されるようなケースもあります。どのような背景、特性があるのかを知り、受け入れられるかを判断した上で引き取るべきです。 人と犬の間に上下関係が必要だと考えられていた頃は、人にとって望ましい行動を無理やりさせたり、望ましくない行動には体罰を与えて止めさせたりといった方法でトレーニングがされていました。しかし最近の研究で、ほめてご褒美を与えるトレーニングの方が効率的であることが分かってきました。してほしくない行動ではなく、何をしてくれたら望ましいかを考え、望ましい行動をとった時にほめてあげましょう。例えばお散歩で犬が引っ張ることを叱るのではなく、飼い主に歩調を合わせてくれた時にほめてあげる、といった具合です。 ポイント💡 ご褒美を与えるトレーニングの方法→何をしてくれ...

僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)は中高齢の小型犬でよくみられる心臓の病気です。僧帽弁閉鎖不全症の初期症状は「疲れやすい」「動きたがらない」といった症状で、気づきづらいため、健康診断で発見されることも少なくありません。病気が進行すると「咳」や「失神」、「呼吸困難」といった症状がみられ、命に関わることもあります。僧帽弁閉鎖不全症はお薬では完全に治すことはできませんが、早期発見・早期治療ができれば、病気の進行を遅らせられる可能性があります。 https://www.sbiprism.co.jp/column/column_71.html?MDV_clm ※外部サイトに遷移します ペットの健康状態をチェック!!「カルテコ」7日間無料お試し 【App Store】 【Google Play】

「慢性腎不全で死亡する猫は多い」そんな話を、耳にしたことはないでしょうか。慢性腎不全は猫がなりやすい病気というイメージを持つ人も多いと思いますが、犬にとっても慢性腎不全は死因の上位に入るほどメジャーな病気です。 https://www.sbiprism.co.jp/column/column_60.html?MDV_clm ※外部サイトに遷移します ペットの健康状態をチェック!!「カルテコ」7日間無料お試し 【App Store】 【Google Play】

愛犬の体を触っていたら、「あれ?こんなところにしこりなんてあったっけ?」と気づくことがあります。もし、愛犬の体にしこり(イボ、腫瘍、できもの)がある場合、それはどんな病気の可能性があり、どんな治療が必要なのでしょうか。今回のコラムでは、しこりから考えられる病気と早期発見のために飼い主に知っておいて欲しい知識をご紹介します。 https://www.sbiprism.co.jp/column/column_56.html?MDV_clm ※外部サイトに遷移します ペットの健康状態をチェック!!「カルテコ」7日間無料お試し 【App Store】 【Google Play】

ペットは人間と同様にストレスを感じることがあります。私たちがささいなことにストレスを感じるように、ペットたちも常にストレスにさらされています。ストレスが原因で異常な行動をとったり、体調を崩し治療が必要になる場合もあります。今回のコラムでは、ペットのストレスの原因、サイン、対処法について解説します。 https://www.sbiprism.co.jp/column/column_64.html?MDV_clm ※外部サイトに遷移します ペットの健康状態をチェック!!「カルテコ」7日間無料お試し 【App Store】 【Google Play】

はじめてのペット選び参考ガイド 犬と猫、あなたのライフスタイルに合うペットはどっち?特徴や飼育方法、費用をデータでわかりやすく解説。初心者にもおすすめの選び方をご紹介します。 ペットの飼育数はどうなっているの? 猫と犬の人気の移り変わりをデータで比較 以下は2013年から2024年までの飼育頭数の比較をまとめたものです。 猫は2013年から2024年の期間に約74万6千頭増加している一方で、犬は約191万8千頭減少しています。両者の飼育頭数が逆転したのは2015年頃で、それ以降は猫の飼育頭数が犬を上回り続けています。 猫の飼育数の推移と特徴 猫の飼育頭数は2013年から安定的に増加しており、2024年には約915万5千頭に達しています。 特に、コロナ禍以降は在宅時間の増加によって人気がさらに高まっています。忙しい生活を送る人にも適した「飼いやすいペット」として支持されているようです。 犬の飼育数の推移と特徴 犬の飼育頭数は2013年から減少傾向にあります。2024年には679万6千頭と、猫よりも少なくなりました。しかし、飼い主との深い絆を築ける「家族のようなペット」として根強い人気を持っています。 猫派・犬派の特徴をデータで見比べて、自分に合ったペット選びの参考にしてください。 猫と犬の性格や特徴を比較!初心者に向いているのはどっち? 猫の特徴と飼いやすさ 猫は「独立心が強く自由な性格」が魅力です。忙しい日常を送る方や外出が多い方でも飼いやすいペットとして人気があります。静かな環境でも適応できるため、都市部の集合住宅でも安心です。 猫を選ぶポイント 犬の特徴と飼いやすさ 犬は「忠実」「社交的」で、飼い主との時間をとても大切にします。初心者の方には比較的小型で扱いやすい犬種がおすすめです。また、散歩や運動が日課になるため、アクティブなライフスタイルを楽しみたい方に最適です。 犬を選ぶポイント 犬と猫の飼育費用を徹底比較!気になるコストはどのくらい? 猫の飼育費用• 初期費用:約15,000円~40,000円(キャットタワーや爪とぎなど)• 年間維持費:約158,680円(トイレ用品や医療費など) 犬の飼育費用• 初期費用:約20,000円~50,000円(ケージやリードなど)• 年間維持費:約306,801円(食費やトリミング費用など) これらの費用を事前に把握するこ...

ーー過剰な吠えやいたずらなど問題行動が目立ちます。 どうすれば改善するでしょうか。 飼い主から見て問題行動と思えるものの多くは、犬の行動欲求を満たせていないことから生じます。日頃から長時間の留守番をさせていませんか?犬の最大のストレス要因は「退屈」だと考えています。犬は元々、群れで協調しながら生活する習性があるため、単独でいることに特にストレスを感じやすい生き物です。このストレスが、過剰な吠えやいたずらなどの問題行動を引き起こす原因になります。 共働き家庭の場合、1日平均8時間は留守番をすることになります。人間で言い換えると、スマホやテレビも見ることができず一人にさせられるような感覚です。コロナ禍で行動制限を余儀なくされた頃、皆さんも退屈で仕方なかったでしょう。留守番が多い犬は、そのようなストレスを毎日受けていることになります。飼い主が帰宅後、散歩に行くとしてもせいぜい1時間ほどで、しかも日が落ちて暗い中の散歩では犬にとっていい刺激になりません。 2017年にイギリスの王位獣医学校のシャーロット・バーン博士は「(人間と同じように)動物も退屈を苦痛と感じていて、(犬だけでなく)家畜や動物園の動物は、刺激が少なすぎる状態にあるため、脳の神経細胞(ニューロン)が死んでしまう」と報告しています。「うちの子はいたずらをしないからいい子」と話す方もいらっしゃいますが、刺激が少なすぎて鬱のような状態になっていることも懸念されます。 問題行動の予防や改善のためしつけを通した学習よりも大切なのは、日頃から犬の行動欲求を満たしてあげることです。一緒にいられる時間に、おもちゃだけを与えてひとりで遊ばせていませんか?短い時間の抱っこや撫でるだけではなく、一緒に遊んでコミュニケーションをとる時間を積極的に増やしましょう。 私が代表を務める、犬の飼い主教育を目的としたしつけ方教室「スタディ・ドッグ・スクール」ではスクールでお預かりし、様々な社会経験を積ませる「犬の幼稚園」を運営しています。仕事の都合などで留守番の時間が長くなってしまうことは仕方ないことですが、愛犬の幸せのために、こういったサービスを利用することも検討してみてはいかがでしょうか。 カルテコでストレス度合いをチェック わたしと大切な家族の健康管理「カルテコ」7日間無料お試しはこちら ⇒https://karteco.j...

Vol.1 犬の最大のストレス要因は「退屈」 Vol.2 子犬の社会化期は12週齢まで ーー自分の元気がないと、愛犬も元気がないように思います。 犬は人の感情を臭いで嗅ぎ分けることができ、人間を除いた動物の中で、人の感情を読み取る能力が最も高いことが分かっています。何気ないことですが、犬が指をさした先を見る行動は実はチンパンジーなどでも難しいと言われており、人間の意図を読み取る能力がとても高いことを表します。相手の感情をまるで自分の感情のように感じることを「情動的共感」といいます。この法則が飼い主と犬の間にも存在することが最近の研究で分かってきました。 犬は飼い主の気持ちに共感する能力を持っています。ポジティブな感情だけでなく、ネガティブな感情にも共感することが分かっています。2019年のスウェーデンの研究ではストレスホルモンであるコルチゾールを用いて、飼い主のストレスが長期的に犬に伝染することが分かりました。また、同年の麻布大学での研究では、自律神経の指標としてストレス/リラックス状態を評価することができる「心拍変動解析」を用いて、飼い主への短期的なストレスに対して約半分の犬がその飼い主の心拍変動と似通う傾向が見られ、飼い主のストレスやリラックスした状態に対して犬が共感していることが示唆されました。 カルテコで愛犬と一緒に心を健康に わたしと大切な家族の健康管理「カルテコ」7日間無料お試しはこちら ⇒https://karteco.jp/ 【App Store】 【Google Play】 犬がストレスを感じた時の耳が後ろに倒れる、しっぽが丸まるなどの行動学的指標は見落としてしまいがちです。「カルテコ」アプリでは、お腹や肉球などのピンク色の部位の動画を10秒間撮影するだけで、自律神経の状態や脈拍数、呼吸数が計測できます。また、飼い主さんもご自身の顔で同様に計測することができます。動物福祉の分野では、動物が幸せな状態を維持するには客観的に評価することが重要という考え方をします。愛犬の心の健康のためにも一緒にストレス度合いをチェックし、なんとなくの自分よがりな飼い方ではなく、互いに健やかに過ごすことを目指しましょう。 ---------------------------------------- 参考:犬にウケる最新知識 (ワニブックスPLUS新書)(鹿野先生...

Vol.1 犬の最大のストレス要因は「退屈」 Vol.2 子犬の社会化期は12週齢まで Vol.3 犬は飼い主に共感できる Vol.4 しつけの理想や期待を押し付けない ーー愛犬の気持ちを少しでも分かってあげたいです。 「愛犬は今何を考えているんだろう?」「少しでも気持ちを分かってあげたい」―これらは飼い主さんが共通して考えることだと思います。犬に話しかけた時、首を左右に傾げながら聞く仕草を見たことがあるかと思います。これは集中して、音がどこから鳴っているのかを特定するためのものです。犬のコミュニケーション手段には視覚、嗅覚、聴覚を使ったものがありますが、視覚的なものは飼い主から見ても比較的分かりやすいでしょう。 参考:「動物行動医学」(2003年)チクサン出版社 犬は顔の表情や姿勢によって感情を表現しています。 ■1から7に移行するにつれて(横軸)・恐怖感、嫌悪感、懸念、不安が増し、積極的な自己主張が少なくなる・頭部は頸部腹側に対して低くなり、耳は後ろに引かれ、あるいは垂れ下がり、より弛緩する・歯は全く露出しない ■1から3に移行するにつれて(縦軸)・頭部と頸部が硬直する・首の背側で被毛が逆立ち、耳が前に傾く・眉毛は固まったように肉が盛り上がって硬直する・顎は角ばる・頸部腹側と口腔内はほとんど見えない・歯は一列に並ぶ 人と同じように、犬も周囲の危険に対して反応する機能を持ちます。1929年にアメリカの生理学者ウォルター・B・キャノンは、急性ストレスに直面した動物の反応として、「fight or flight」(戦うか逃げるか)を提唱しました。「火事場の馬鹿力」と訳されることもあります。動物が極限まで緊張し、交感神経が極限まで働いている状態で、血圧、脈拍数、呼吸数が上昇します。9の状態の犬は、多大なストレスを受けていますが、逃げ場を失ってしまい咬みつくなどの攻撃をしないとストレスから逃れられない状態になっています。 参考:「動物行動医学」(2003年)チクサン出版社 1.正常なリラックスしている姿勢 2.興奮して敵対的な反応を起こしやすくなる・肢の動きが角ばる 3.遊びに誘う仕草・前肢を持ち上げる・首がなだらかに弧を描く・尻尾が高く上がる 6.意思的に敵対する態度・両後肢をさらに大きく開く・尻尾は弓なりになって目立つように高く上がる・背中全体の毛が立つ・前のめ...

Vol.1 犬の最大のストレス要因は「退屈」 ーー散歩中、子どもにだけ吠えてしまいます。 子犬は生後3~12週齢に「社会化期」を迎えます。この時期に触れ合った人や犬、また行った場所に対し適切な振る舞いを身に着ける「社会化」が起こります。例えば、子どものいない家庭で育つと子どもの声に反応して吠えるようになってしまうことがあります。そのほか、高齢者や男性が苦手というケースもあります。社会化期のうちに、特に家族にいない性別、年齢の人とたくさん触れ合う機会を作ることが大切です。 成犬になって問題行動が出てからしつけ教室を利用する方が多いですが、問題行動の大きな原因として社会化不足があるため、問題が起こってからではなかなか改善しづらいです。犬同士の社会化のためにも、しつけ教室の利用を推奨します。散歩やドッグランなどでやみくもに色々な犬と会わせるだけではむしろ犬嫌いになってしまう可能性が高く、飼い主さんだけの判断では難しい部分があります。 しつけ教室では、将来行くであろうトリミングサロンや病院、ショッピングモールなどさまざまな場所に連れていきます。例えば電車に乗る必要があるのであれば、社会化期のうちから少しずつ慣らしていく必要があります。トリミングサロンに行くのは大体月に1回、動物病院となると年に1回くらいではないでしょうか。近頃は、子犬を対象としたパピーグルーミングを実施しているサロンも増えてきています。飼い主さんが主体的に動き、社会化期のうちから慣らしておくことが大切です。 また、よくある勘違いとして子犬は混合ワクチン接種が終わるまでは家の外に出てはいけないとされてきました。しかし、地面を歩かせたり他の犬と接触させたりしない限り、病気がうつる心配はありません。前述の通り、犬の社会期は12週齢までなので、ワクチン接種が終わってから初めて家の外に出すようではとっくに社会化期は終わっており、外の環境に適応しづらくなってしまいます。ワクチン接種が終わる前から、カートやキャリーケースを利用して少しずつ外の環境に慣らしていきましょう。 カルテコで社会化度合いをチェック わたしと大切な家族の健康管理「カルテコ」7日間無料お試しはこちら ⇒https://karteco.jp/ 【App Store】 【Google Play】 環境に対し恐怖や不安を感じている場合、交感神経が優...

Vol.1 犬の最大のストレス要因は「退屈」 Vol.2 子犬の社会化期は12週齢まで Vol.3 犬は飼い主に共感できる ーー保護犬を引き取ることになりました。もう成犬ですが、どのようにしつけをすればいいでしょうか。 犬の社会化ではVol.2で解説したように、「社会化期」である生後3~12週齢にさまざまな人や犬、場所を経験させて慣らしておくことが大切です。しかしながら、成犬になって問題行動が出てからしつけ教室を利用する方が多くいらっしゃいます。一番お伝えしたいことは、多くの方が「しつけ」に対して極端な考え方を持っているということです。例えば“お座り”、“伏せ”の指示に従うことが「しつけ」だと考える方が多いですが、社会の中で生活をしていく上での適切な振る舞いを身に着ける「社会化」こそが「しつけ」なんです。 子犬のうちに社会化ができず成犬になった場合、社会化期を過ぎると、新規の刺激に不安や恐怖を持ち始めるようになります。苦手意識を持ったものを克服した上で慣れさせることになるため、社会化の難易度は跳ね上がります。さまざまな経験をさせてあげるべき期間にできなかったという自身の育て方の問題を理解した上で、理想や期待を押し付けないことが大切です。 また、保護犬を引き取ることになり、しつけに悩む里親さんが多くいらっしゃいます。この場合も、過度な理想や期待を押し付けないことが大切です。保護犬の中でも野犬や野良犬は野生で生活をしていたため、特に人に懐くことにハードルがあります。人間の都合で、譲渡された保護犬が再度手放されるようなケースもあります。どのような背景、特性があるのかを知り、受け入れられるかを判断した上で引き取るべきです。 人と犬の間に上下関係が必要だと考えられていた頃は、人にとって望ましい行動を無理やりさせたり、望ましくない行動には体罰を与えて止めさせたりといった方法でトレーニングがされていました。しかし最近の研究で、ほめてご褒美を与えるトレーニングの方が効率的であることが分かってきました。してほしくない行動ではなく、何をしてくれたら望ましいかを考え、望ましい行動をとった時にほめてあげましょう。例えばお散歩で犬が引っ張ることを叱るのではなく、飼い主に歩調を合わせてくれた時にほめてあげる、といった具合です。 ポイント💡 ご褒美を与えるトレーニングの方法→何をしてくれ...

僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)は中高齢の小型犬でよくみられる心臓の病気です。僧帽弁閉鎖不全症の初期症状は「疲れやすい」「動きたがらない」といった症状で、気づきづらいため、健康診断で発見されることも少なくありません。病気が進行すると「咳」や「失神」、「呼吸困難」といった症状がみられ、命に関わることもあります。僧帽弁閉鎖不全症はお薬では完全に治すことはできませんが、早期発見・早期治療ができれば、病気の進行を遅らせられる可能性があります。 https://www.sbiprism.co.jp/column/column_71.html?MDV_clm ※外部サイトに遷移します ペットの健康状態をチェック!!「カルテコ」7日間無料お試し 【App Store】 【Google Play】

「慢性腎不全で死亡する猫は多い」そんな話を、耳にしたことはないでしょうか。慢性腎不全は猫がなりやすい病気というイメージを持つ人も多いと思いますが、犬にとっても慢性腎不全は死因の上位に入るほどメジャーな病気です。 https://www.sbiprism.co.jp/column/column_60.html?MDV_clm ※外部サイトに遷移します ペットの健康状態をチェック!!「カルテコ」7日間無料お試し 【App Store】 【Google Play】

愛犬の体を触っていたら、「あれ?こんなところにしこりなんてあったっけ?」と気づくことがあります。もし、愛犬の体にしこり(イボ、腫瘍、できもの)がある場合、それはどんな病気の可能性があり、どんな治療が必要なのでしょうか。今回のコラムでは、しこりから考えられる病気と早期発見のために飼い主に知っておいて欲しい知識をご紹介します。 https://www.sbiprism.co.jp/column/column_56.html?MDV_clm ※外部サイトに遷移します ペットの健康状態をチェック!!「カルテコ」7日間無料お試し 【App Store】 【Google Play】

ペットは人間と同様にストレスを感じることがあります。私たちがささいなことにストレスを感じるように、ペットたちも常にストレスにさらされています。ストレスが原因で異常な行動をとったり、体調を崩し治療が必要になる場合もあります。今回のコラムでは、ペットのストレスの原因、サイン、対処法について解説します。 https://www.sbiprism.co.jp/column/column_64.html?MDV_clm ※外部サイトに遷移します ペットの健康状態をチェック!!「カルテコ」7日間無料お試し 【App Store】 【Google Play】