2023年の国民健康・栄養調査(厚生労働省)によると、1日の平均睡眠時間は6時間以上7時間未満が最も多く、男性35.2%、女性33.9%だった。また、睡眠で休養がとれている人の割合は前回調査(2022年)の79.4%より低下した74.9%となった。
仕事をしている際に眠気に襲われ、うっかりミスをしてしまった人は少なくないだろう。ちまたには快眠グッズなどがあふれている。ただ、睡眠についてはいまだ科学的に解明されていない部分も多く、誤解も少なくない。そこで、睡眠の専門家である筑波大学教授で国際統合睡眠医科学研究機構長の柳沢正史氏に聞いた。
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