しっかり寝たつもりなのに、朝起きると体がだるい、疲れが取れていないーー。こんな経験をした人は少なくないだろう。
こうした“朝ダル”は睡眠中に血糖値が急低下する、いわゆる「夜間低血糖」が関係している可能性がある。夜間低血糖は睡眠の質に悪影響を与えるため、睡眠時間をしっかり確保しても疲れが取れないだけでなく、かえって疲れがたまって翌朝のだるさにつながってしまう。
睡眠と血糖値の関係に詳しいみぞぐちクリニック(東京・八重洲)院長の溝口徹氏に話を聞いた。
しっかり寝たつもりなのに、朝起きると体がだるい、疲れが取れていないーー。こんな経験をした人は少なくないだろう。
こうした“朝ダル”は睡眠中に血糖値が急低下する、いわゆる「夜間低血糖」が関係している可能性がある。夜間低血糖は睡眠の質に悪影響を与えるため、睡眠時間をしっかり確保しても疲れが取れないだけでなく、かえって疲れがたまって翌朝のだるさにつながってしまう。
睡眠と血糖値の関係に詳しいみぞぐちクリニック(東京・八重洲)院長の溝口徹氏に話を聞いた。
2022年4月、院長を拝命しました。1999年1月にこの病院に赴任してきて以来、20年以上の歳月が過ぎました。麻酔科医の病院トップは珍しいかもしれません。 院長に就任してから、「総合大雄会病院をどのような病院にしたいか」と聞かれることがよくあります。その時は、「職員全員が輝ける病院にしたい」と答えています。そうすることで、一人でも多くの患者さんに満足のいく医療を提供できると信じている
医師 加藤 開一郎 はじめに 人命に関わる緊急の病態に1つに低血糖があります。低血糖は脳のダメージを来し、時には脳の不可逆的な後遺症を来しうる非常に怖い病態の1つです。低血糖は糖尿病治療に伴う低血糖と、糖尿病治療以外の原因による低血糖
心臓や胃腸の動き、体温、血圧、発汗などは、ヒトの意識とは無関係にコントロールされており、この調節を担っているのが自律神経だ。 そして、ヒトは疲れてくると自律神経系に変化が生じやすく、特に春先は要注意だという。どんな対策が必要か、自律神経に詳しい倉恒弘彦氏(大阪公立大学医学部代謝内分泌病態内科学客員教授)に話を聞いた。 記事URLは以下↓ https://toyokeizai
「認知症」という言葉は、認知機能が低下した状態を指しますが、その原因になる疾患や病態は多岐にわたります。一般的には認知症と言えば、アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症、レビー小体型認知症をイメージされる方が多いかもしれません。認知症を診療する医師にとって重要なことは、上記のような代表的な認知症以外の「治療が可能な認知症」の疾患を見つけ出すことです。 以下の疾患は、その疾患を