しっかり寝たつもりなのに、朝起きると体がだるい、疲れが取れていないーー。こんな経験をした人は少なくないだろう。
こうした“朝ダル”は睡眠中に血糖値が急低下する、いわゆる「夜間低血糖」が関係している可能性がある。夜間低血糖は睡眠の質に悪影響を与えるため、睡眠時間をしっかり確保しても疲れが取れないだけでなく、かえって疲れがたまって翌朝のだるさにつながってしまう。
睡眠と血糖値の関係に詳しいみぞぐちクリニック(東京・八重洲)院長の溝口徹氏に話を聞いた。
しっかり寝たつもりなのに、朝起きると体がだるい、疲れが取れていないーー。こんな経験をした人は少なくないだろう。
こうした“朝ダル”は睡眠中に血糖値が急低下する、いわゆる「夜間低血糖」が関係している可能性がある。夜間低血糖は睡眠の質に悪影響を与えるため、睡眠時間をしっかり確保しても疲れが取れないだけでなく、かえって疲れがたまって翌朝のだるさにつながってしまう。
睡眠と血糖値の関係に詳しいみぞぐちクリニック(東京・八重洲)院長の溝口徹氏に話を聞いた。
つくばセントラル病院脳神経内科部長 高橋良一先生 「眠ろうとしてもなかなか寝付けない」という不眠の体験のある方がほとんどではないでしょうか。心配事や試験・発表会の前日、熱帯夜など眠れない原因はさまざまですが、通常は長期間、その状態が持続せずに睡眠がとれるようになります。 しかし、不眠が1か月以上にわたって続く場合があります。不眠が続くと、日常生活での不調が出現するようになります
業種別の有所見率も明らかに 年に一度の健康診断を受けた後に手にする健診結果。健診で医師は、「異常なし」「要再検査」「要治療」などと判定します。そのうち「異常なし」以外の人を、有所見者と言います。 健康診断を受けた人のうち、有所見者の占める割合が有所見率です。この有所見率が今、6割に急接近しています。有所見者が自主的に医療機関に行くのが望ましいのですが、職場などから再検査や治療を受けるよう