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ちゃんと知ろう自分のカラダ
医療ビッグデータで2019年からの患者数推移などを抽出 メディカル・データ・ビジョンは、流行しているマイコプラズマ肺炎に関するデータを抽出しました。データの調査対象期間は2019年8月から2024年7月。施設数はその期間でデータの揃っている148。その中で、マイコプラズマ感染症、マイコプラズマ気管支炎、マイコプラズマ肺炎発症患者の月別推移、年齢別の比較などをしました。
MDVが保有する国内最大規模の診療データベースは、大学などの研究機関や製薬会社の皆様にご活用いただいています。医療ビッグデータを活用した国内初となる亜鉛欠乏症の大規模調査について、順天堂大学医学部 総合診療科学講座 横川博英先任准教授のインタビュー記事を掲載しました。 記事は以下をクリック ↓ 「臨床・薬学研究に貢献する医療ビッグデータ」#2
医師 加藤 開一郎 はじめに 現代社会において、認知症は高齢化とともにその罹患率が上昇し、深刻な健康問題となっています。進行性の脳の疾患である認知症は、単なる物忘れとは異なり、記憶や思考、行動に影響を及ぼします。そのため、認知症は、早期に診断し、病型に適した治療を開始することが、患者本人はもとより、家族や社会全体
社会医療法人慈生会等潤病院 伊藤雅史院長・理事長 日本人は欧米人に比べて塩分摂取が多く、塩分の摂り過ぎが高血圧を引き起こしやすい体質であることが分かっています。日本人の1日の食塩摂取量は減少傾向にはありますが、厚生労働省の国民健康・栄養調査(2019年)によると成人で平均10.1g(男性10.9g、女性9.3g)。同省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」が設定している目標値の男性