新・医者にかかる10箇条について認定 NPO 法人ささえあい医療人権センター COML(コムル)理事長の山口育子さんに話していただきました。
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ちゃんと知ろう自分のカラダ
11年連続ワーストの沖縄県 健診結果の有所見率を都道府県別で見ると、2021年は70.4%となった沖縄県が、11年連続でワーストを続けています。全国平均は58.7%でしたが、有所見率の高さは沖縄県だけの問題ではなく、すべての日本国民にとって対岸の火事ではありません。 病気を早期発見、治療するための仕組み 二次世界大戦の影響が残る1940~1960年代、沖縄県民の栄養
筆者が診療に携わる中で、最も怖いと感じてきた疾患が脳卒中です。その理由は、脳卒中は非常に急に発症し、突然、人を寝たきりにしてしまう疾患だからです。 歩いたり、食べたり、話したり、今まで人間として当然のようにできたことが、ある日を境に、できなくなるのが脳卒中です。脳卒中はある日、不意に襲いかかってくる疾患であるため、人は何も準備をすることができず、人生が一変してしまいます。後遺症が残ると
■医療ビッグデータで直近10年間の認知症患者数推移を抽出 メディカル・データ・ビジョンは、9月21日の「世界アルツハイマーデー」を前に、直近10年間の認知症患者数の推移などを抽出しました。 今回の認知症患者数などに関するデータの調査対象期間は、2014年4月から2024年3月までとしました。施設数はその期間でデータの揃っている197でした。その中で、国際疾病分類(ICD-
健康な状態でも激しい運動や長時間の労作(骨を折って働くこと)をした場合、過度のストレス状況におかれた場合などに、“だるい”、“しんどい”という感覚で疲れを自覚することが、体を休めるきっかけとなっています。日常生活で経験している生理学的な疲労は、体を休めることにより元の正常な状態に回復するので長く続くことはありません。 しかし、風邪などの感染症や炎症性疾患、悪性腫瘍などの身体疾患に陥った