社会医療法人社団慈生会等潤病院 リハビリテーション職員の皆さんによる、「いきいき体操」のご紹介です。
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ちゃんと知ろう自分のカラダ
健康指導が一番大切 健康診断を終えるとそれだけでほっとしてしまう、結果が届いて安心してしまう、そういう方が多いのではないでしょうか。健診で大切なことは、結果をきっかけにして今後、何をすればよいか考えることだと思っています。 賛育会病院の健康管理クリニックで実施している健康診断および人間ドックでは、特に診察時の健康指導を大事に考えており、医師が一人ひとりの診察および検査結果をもとに丁寧に
「認知症」という言葉は、認知機能が低下した状態を指しますが、その原因になる疾患や病態は多岐にわたります。一般的には認知症と言えば、アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症、レビー小体型認知症をイメージされる方が多いかもしれません。認知症を診療する医師にとって重要なことは、上記のような代表的な認知症以外の「治療が可能な認知症」の疾患を見つけ出すことです。 以下の疾患は、その疾患を
鉄欠乏性貧血編 若年の女性では、月経過多や子宮筋腫などで鉄欠乏性貧血を来すことがあり、鉄欠乏性貧血は珍しい疾患ではありません。しかし、医師の目線では、鉄欠乏性貧血は非常に注意深い診療が必要な疾患です。特に男性や、閉経後の女性に鉄欠乏性貧血がある場合には、その原因に細心の注意を払う必要があります。 その理由は、鉄欠乏性貧血の原因の1つに「がんからの慢性出血」が潜んでいるからです。がん
業種別の有所見率も明らかに 年に一度の健康診断を受けた後に手にする健診結果。健診で医師は、「異常なし」「要再検査」「要治療」などと判定します。そのうち「異常なし」以外の人を、有所見者と言います。 健康診断を受けた人のうち、有所見者の占める割合が有所見率です。この有所見率が今、6割に急接近しています。有所見者が自主的に医療機関に行くのが望ましいのですが、職場などから再検査や治療を受けるよう