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ちゃんと知ろう自分のカラダ
ペットの健康に目を向けようと、メディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之、以下「MDV」)が開催していた第1回「犬・猫肉球フォトコンテスト」の審査が終了し、以下に受賞者を発表します。 MDVは人が一生涯の健康・医療情報を自ら管理できるPHR(パーソナルヘルスレコード)サービス「カルテコ」アプリを運営しています。この度、家族の一員であるペットの健康状態をチェックできる新機能を搭載しました。以下で、”7日間無料お試し”ができますので、ぜひ、一度使ってみてください。 【App Store】と【Google Play】 のそれぞれでアプリをご用意しています。 ペットの健康状態をチェック!!「カルテコ」7日間無料お試し 【App Store】 【Google Play】 ネットメディアのベネッセの「いぬのきもち」に掲載しているお知らせ記事は、以下から、ご覧いただけます。 https://dog.benesse.ne.jp/withdog/content/?id=163440 審査員の方々 ※お肩書きは審査員ご就任時点のものです。 最優秀賞(1名様) 【お名前 Shibainu_Pesuke】 【アカウント https://www.instagram.com/p/Cs05wOcv2lX/】 審査員コメント 原さん「短く整えられた爪や肉球にかかりがちな足裏の毛が全くかかっていなくて、この子がとても大切にしてもらっていることを感じました。またポーズや表情ももちろんですが、肉球の色の変わり具合から外とかで遊んだりもよくする活発な子なんだろうなということが伝わってくる一枚ですね」 木村さん「これぞワンダフル 肉球ですね。自慢のハイタッチポーズで魅了し引き付けられました。元気満載で笑顔溢れる迫力です」 菅原さん「最高の笑顔!その最高の瞬間を真正面から見事に捉えています。おねだりするような自然なポーズで、飼い主さんの優しさが感じられる作品です。柔らかい自然光で表情豊かに描かれ、目のキャッチライトも効いています」 優秀賞(3名様) 【お名前 とらまるらんまる】 【アカウント https://www.instagram.com/p/CsEC3KLpLUJ/】 審査員コメント 木村さん「”ぷにょぷにょ”の肉球、柔らかそうでお見事です。優しい顔とほんわか...
おんが動物病院(福岡県遠賀郡、西賢院長)西康暢先生 西康暢(にしやすのぶ)先生は、こう話します。 「20歳代前半とみられる飼い主さんが、高齢(17歳)の犬の慢性腎臓病の治療のために数ヶ月の間、通院していました。慢性腎臓病は、長い期間をかけて腎臓の働きが低下する病気です。その飼い主さんは、愛犬のために様々な治療や自宅でのケアを実施していましたが、一年近く経った頃に重度の貧血や神経症状が見られるようになりました。そこで飼い主さんに愛犬と一緒に過ごす時間を増やしてもらおうとカルテコwithセンシング(以下、カルテコ)を利用することを勧めました。終末期も視野に入ってきたので、カルテコを使って頻繁に犬の健康状態をチェックして密にコミュニケーションを深めれば、死を迎えてもペットロスが軽減されると考えたからです」 ここには「グリーフケア」(悲嘆のケア)が底流にあります。グリーフケアとは、大切な家族などが亡くなったことによる悲しみや喪失感に苦しむ人をサポートすることです。終末期において、飼い主さんが動物にかかわればかかわるほど、ペットロスが軽減できるだろうという考え方です。 「その飼い主さんは愛犬のために何かしてあげたいと熱心でした。その犬の年齢を考えると、飼い主さんが物心ついたころには、家族の一員として生活の中にいたはずです。その飼い主さんの人生の時間のほとんどに犬がいたという関係性でした。そう考えると、終末期の治療に加えて、飼い主さんのグリーフケアも大事になると思いました」 西康暢先生は飼い主さんがカルテコで犬の自律神経のバランスを頻繁に計測し記録することで、終末期における「満足感」につながると思ったのです。 犬が亡くなった後、飼い主さんは「しっかり看取れてよかった。やれることはやれた」と話していたそうです。 ======================================【おんが動物病院と西康暢先生】 JR九州鹿児島本線の遠賀川駅近く、住宅街に立地する「おんが動物病院」は、地域住民の飼っている動物のワクチン接種・健康診断などで日常の健康を預かり、適宜、必要な医療を提供しています。ペットの犬や猫が、何となく調子が悪いなというレベルから通院する地域のかかりつけの動物病院です。昨年から、おんが動物病院では院長の片腕として、ご子息の西康暢先生も日々、診療にあたっ...
犬向け非接触型生体情報取得技術(SENSING)を搭載した、人が一生涯の健康・医療情報を自ら管理できるPHR(パーソナルヘルスレコード)システム「カルテコ」※アプリについて、心拍センサと心拍数(それぞれ同一時間帯8秒間の瞬時心拍数の平均値として算出)を比較したところ、測定した7データは相対誤差の平均値が3%でした。 ※「カルテコ」は2015年6月にメディカル・データ・ビジョン株式会社が開発、提供を開始したPHRシステムです。 【評価機関】 公立大学法人名古屋市立大学データサイエンス学部 横山研究室 <測定データの取得方法> 〇測定対象 5頭(小型2、中型2、大型1)の犬 トイプードル、ヨークシャーテリア 雑種2種、ラブラドールレトリバー 〇測定条件 仰臥位、安静時 (パンティングの無い状態。測定中に犬に動きがあった場合は当該データを除外) 〇測定方法 獣医師の指導に基づき、同時に以下の(a)(b)を測定 (a)心拍センサを両前脚の肉球(掌球)に装着し、RRI(R-R Interval=心拍の変動時系列データ)と心拍数を測定 (b)「カルテコ」犬向けSENSINGで、腹部/肉球からRRIと心拍数を測定 ※HR = 心拍数
自律神経は、心臓や血管、呼吸器官、消化器官などの内臓器官をコントロールする神経系です。自律神経には交感神経と副交感神経があり、それぞれが対立的な働きを持ちます。交感神経はストレス反応や興奮状態に、副交感神経はリラックスや休息状態に関与しています。 自律神経の働きは一日の中で時間帯により変化し、自律的にバランスを取りながら働いています。自律神経は心身の健康に欠かせない役割を果たしており、自律神経のバランスが乱れることで、さまざまな病気や不調が引き起こされることがあります。この働きは、犬や猫などのペットでも同様です。 そこで獣医師の藤沼淳也さんに聞きました。 ―犬や猫の自律神経のバランスが乱れると、どのような症状が出てきますか? 下痢や便秘になる子が多いです。交感神経が優位な状態が続くと涙が減ってドライアイになったり、血糖値を上げるホルモンが出続けることで高血糖になり、糖尿病になったりすることがあります。また、朝方や夕方~夜にかけての交感神経と副交感神経の活動性が切り替わる時間帯は、不整脈が起こりやすくなる傾向があります。 ―自律神経のバランスが乱れる原因にはどのようなことがありますか? 引っ越しなどの環境の変化や、工事などの大きな音がストレスとなり、自律神経のバランスが乱れる原因になります。犬や猫は人間と違い、環境の変化や音の原因が理解できないため、ストレスを感じやすいです。また、猫の方がより敏感な子が多く、触られるだけでストレスになることもあります。物音でパニックになってしまうこともあるため、診察の時も音には気を付けていました。 ―自律神経のバランスを整えてあげるにはどのようにしたらいいでしょうか? まずは環境を整えてあげることです。また、触れ合うことでリラックスしやすくなります。嫌がらなければ優しく撫でたり、お風呂に入れたり、マッサージをしたりすることは自律神経のバランスを整えるのに効果的です。 ―自律神経の状態はどのように把握するのでしょうか? 脈拍数や呼吸数を計測し、その値から自律神経の状態を把握します。 ―正常な脈拍数・呼吸数を教えてください。 安静時における脈拍数・呼吸数はそれぞれ以下の通りです。 ・呼吸数 犬猫ともに10~30回/分 ※40回/分以上は呼吸が苦しい時・脈拍数 小型犬:60~80回/分、大型犬:40~50回/分 子犬の場合は...
僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)は中高齢の小型犬でよくみられる心臓の病気です。僧帽弁閉鎖不全症の初期症状は「疲れやすい」「動きたがらない」といった症状で、気づきづらいため、健康診断で発見されることも少なくありません。病気が進行すると「咳」や「失神」、「呼吸困難」といった症状がみられ、命に関わることもあります。僧帽弁閉鎖不全症はお薬では完全に治すことはできませんが、早期発見・早期治療ができれば、病気の進行を遅らせられる可能性があります。 https://www.sbiprism.co.jp/column/column_71.html?MDV_clm ※外部サイトに遷移します ペットの健康状態をチェック!!「カルテコ」7日間無料お試し 【App Store】 【Google Play】
今年もまた暑い夏がやってきました。夏は人と同様に犬や猫も熱中症になりやすい季節です。今回のコラムでは、犬と猫の熱中症の「怖さ」についてご紹介します。 https://www.sbiprism.co.jp/column/column_26.html?MDV_clm ※外部サイトに遷移します ペットの健康状態をチェック!!「カルテコ」7日間無料お試し 【App Store】 【Google Play】
「慢性腎不全で死亡する猫は多い」そんな話を、耳にしたことはないでしょうか。慢性腎不全は猫がなりやすい病気というイメージを持つ人も多いと思いますが、犬にとっても慢性腎不全は死因の上位に入るほどメジャーな病気です。 https://www.sbiprism.co.jp/column/column_60.html?MDV_clm ※外部サイトに遷移します ペットの健康状態をチェック!!「カルテコ」7日間無料お試し 【App Store】 【Google Play】
ーー過剰な吠えやいたずらなど問題行動が目立ちます。 どうすれば改善するでしょうか。 飼い主から見て問題行動と思えるものの多くは、犬の行動欲求を満たせていないことから生じます。日頃から長時間の留守番をさせていませんか?犬の最大のストレス要因は「退屈」だと考えています。犬は元々、群れで協調しながら生活する習性があるため、単独でいることに特にストレスを感じやすい生き物です。このストレスが、過剰な吠えやいたずらなどの問題行動を引き起こす原因になります。 共働き家庭の場合、1日平均8時間は留守番をすることになります。人間で言い換えると、スマホやテレビも見ることができず一人にさせられるような感覚です。コロナ禍で行動制限を余儀なくされた頃、皆さんも退屈で仕方なかったでしょう。留守番が多い犬は、そのようなストレスを毎日受けていることになります。飼い主が帰宅後、散歩に行くとしてもせいぜい1時間ほどで、しかも日が落ちて暗い中の散歩では犬にとっていい刺激になりません。 2017年にイギリスの王位獣医学校のシャーロット・バーン博士は「(人間と同じように)動物も退屈を苦痛と感じていて、(犬だけでなく)家畜や動物園の動物は、刺激が少なすぎる状態にあるため、脳の神経細胞(ニューロン)が死んでしまう」と報告しています。「うちの子はいたずらをしないからいい子」と話す方もいらっしゃいますが、刺激が少なすぎて鬱のような状態になっていることも懸念されます。 問題行動の予防や改善のためしつけを通した学習よりも大切なのは、日頃から犬の行動欲求を満たしてあげることです。一緒にいられる時間に、おもちゃだけを与えてひとりで遊ばせていませんか?短い時間の抱っこや撫でるだけではなく、一緒に遊んでコミュニケーションをとる時間を積極的に増やしましょう。 私が代表を務める、犬の飼い主教育を目的としたしつけ方教室「スタディ・ドッグ・スクール」ではスクールでお預かりし、様々な社会経験を積ませる「犬の幼稚園」を運営しています。仕事の都合などで留守番の時間が長くなってしまうことは仕方ないことですが、愛犬の幸せのために、こういったサービスを利用することも検討してみてはいかがでしょうか。 カルテコでストレス度合いをチェック わたしと大切な家族の健康管理「カルテコ」7日間無料お試しはこちら ⇒https://karteco.j...
2024年1月28日発行の「読売新聞」に、PHR(パーソナルヘルスレコード)サービス「カルテコ」についての記事が掲載されました。 記事は以下をクリック ↓ https://www.mdv.co.jp/news/2024/detail_2185.html
症状が悪化すると歩行困難になることも多い犬の椎間板ヘルニア。本コラムでは、犬の椎間板ヘルニアの症状、原因、なりやすい犬種、治療方法、早期発見のためのポイントをご紹介します。 https://www.sbiprism.co.jp/column/column_58.html?MDV_clm ※外部サイトに遷移します ペットの健康状態をチェック!!「カルテコ」7日間無料お試し 【App Store】 【Google Play】
ペットの健康に目を向けようと、メディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之、以下「MDV」)が開催していた第1回「犬・猫肉球フォトコンテスト」の審査が終了し、以下に受賞者を発表します。 MDVは人が一生涯の健康・医療情報を自ら管理できるPHR(パーソナルヘルスレコード)サービス「カルテコ」アプリを運営しています。この度、家族の一員であるペットの健康状態をチェックできる新機能を搭載しました。以下で、”7日間無料お試し”ができますので、ぜひ、一度使ってみてください。 【App Store】と【Google Play】 のそれぞれでアプリをご用意しています。 ペットの健康状態をチェック!!「カルテコ」7日間無料お試し 【App Store】 【Google Play】 ネットメディアのベネッセの「いぬのきもち」に掲載しているお知らせ記事は、以下から、ご覧いただけます。 https://dog.benesse.ne.jp/withdog/content/?id=163440 審査員の方々 ※お肩書きは審査員ご就任時点のものです。 最優秀賞(1名様) 【お名前 Shibainu_Pesuke】 【アカウント https://www.instagram.com/p/Cs05wOcv2lX/】 審査員コメント 原さん「短く整えられた爪や肉球にかかりがちな足裏の毛が全くかかっていなくて、この子がとても大切にしてもらっていることを感じました。またポーズや表情ももちろんですが、肉球の色の変わり具合から外とかで遊んだりもよくする活発な子なんだろうなということが伝わってくる一枚ですね」 木村さん「これぞワンダフル 肉球ですね。自慢のハイタッチポーズで魅了し引き付けられました。元気満載で笑顔溢れる迫力です」 菅原さん「最高の笑顔!その最高の瞬間を真正面から見事に捉えています。おねだりするような自然なポーズで、飼い主さんの優しさが感じられる作品です。柔らかい自然光で表情豊かに描かれ、目のキャッチライトも効いています」 優秀賞(3名様) 【お名前 とらまるらんまる】 【アカウント https://www.instagram.com/p/CsEC3KLpLUJ/】 審査員コメント 木村さん「”ぷにょぷにょ”の肉球、柔らかそうでお見事です。優しい顔とほんわか...
おんが動物病院(福岡県遠賀郡、西賢院長)西康暢先生 西康暢(にしやすのぶ)先生は、こう話します。 「20歳代前半とみられる飼い主さんが、高齢(17歳)の犬の慢性腎臓病の治療のために数ヶ月の間、通院していました。慢性腎臓病は、長い期間をかけて腎臓の働きが低下する病気です。その飼い主さんは、愛犬のために様々な治療や自宅でのケアを実施していましたが、一年近く経った頃に重度の貧血や神経症状が見られるようになりました。そこで飼い主さんに愛犬と一緒に過ごす時間を増やしてもらおうとカルテコwithセンシング(以下、カルテコ)を利用することを勧めました。終末期も視野に入ってきたので、カルテコを使って頻繁に犬の健康状態をチェックして密にコミュニケーションを深めれば、死を迎えてもペットロスが軽減されると考えたからです」 ここには「グリーフケア」(悲嘆のケア)が底流にあります。グリーフケアとは、大切な家族などが亡くなったことによる悲しみや喪失感に苦しむ人をサポートすることです。終末期において、飼い主さんが動物にかかわればかかわるほど、ペットロスが軽減できるだろうという考え方です。 「その飼い主さんは愛犬のために何かしてあげたいと熱心でした。その犬の年齢を考えると、飼い主さんが物心ついたころには、家族の一員として生活の中にいたはずです。その飼い主さんの人生の時間のほとんどに犬がいたという関係性でした。そう考えると、終末期の治療に加えて、飼い主さんのグリーフケアも大事になると思いました」 西康暢先生は飼い主さんがカルテコで犬の自律神経のバランスを頻繁に計測し記録することで、終末期における「満足感」につながると思ったのです。 犬が亡くなった後、飼い主さんは「しっかり看取れてよかった。やれることはやれた」と話していたそうです。 ======================================【おんが動物病院と西康暢先生】 JR九州鹿児島本線の遠賀川駅近く、住宅街に立地する「おんが動物病院」は、地域住民の飼っている動物のワクチン接種・健康診断などで日常の健康を預かり、適宜、必要な医療を提供しています。ペットの犬や猫が、何となく調子が悪いなというレベルから通院する地域のかかりつけの動物病院です。昨年から、おんが動物病院では院長の片腕として、ご子息の西康暢先生も日々、診療にあたっ...
犬向け非接触型生体情報取得技術(SENSING)を搭載した、人が一生涯の健康・医療情報を自ら管理できるPHR(パーソナルヘルスレコード)システム「カルテコ」※アプリについて、心拍センサと心拍数(それぞれ同一時間帯8秒間の瞬時心拍数の平均値として算出)を比較したところ、測定した7データは相対誤差の平均値が3%でした。 ※「カルテコ」は2015年6月にメディカル・データ・ビジョン株式会社が開発、提供を開始したPHRシステムです。 【評価機関】 公立大学法人名古屋市立大学データサイエンス学部 横山研究室 <測定データの取得方法> 〇測定対象 5頭(小型2、中型2、大型1)の犬 トイプードル、ヨークシャーテリア 雑種2種、ラブラドールレトリバー 〇測定条件 仰臥位、安静時 (パンティングの無い状態。測定中に犬に動きがあった場合は当該データを除外) 〇測定方法 獣医師の指導に基づき、同時に以下の(a)(b)を測定 (a)心拍センサを両前脚の肉球(掌球)に装着し、RRI(R-R Interval=心拍の変動時系列データ)と心拍数を測定 (b)「カルテコ」犬向けSENSINGで、腹部/肉球からRRIと心拍数を測定 ※HR = 心拍数
自律神経は、心臓や血管、呼吸器官、消化器官などの内臓器官をコントロールする神経系です。自律神経には交感神経と副交感神経があり、それぞれが対立的な働きを持ちます。交感神経はストレス反応や興奮状態に、副交感神経はリラックスや休息状態に関与しています。 自律神経の働きは一日の中で時間帯により変化し、自律的にバランスを取りながら働いています。自律神経は心身の健康に欠かせない役割を果たしており、自律神経のバランスが乱れることで、さまざまな病気や不調が引き起こされることがあります。この働きは、犬や猫などのペットでも同様です。 そこで獣医師の藤沼淳也さんに聞きました。 ―犬や猫の自律神経のバランスが乱れると、どのような症状が出てきますか? 下痢や便秘になる子が多いです。交感神経が優位な状態が続くと涙が減ってドライアイになったり、血糖値を上げるホルモンが出続けることで高血糖になり、糖尿病になったりすることがあります。また、朝方や夕方~夜にかけての交感神経と副交感神経の活動性が切り替わる時間帯は、不整脈が起こりやすくなる傾向があります。 ―自律神経のバランスが乱れる原因にはどのようなことがありますか? 引っ越しなどの環境の変化や、工事などの大きな音がストレスとなり、自律神経のバランスが乱れる原因になります。犬や猫は人間と違い、環境の変化や音の原因が理解できないため、ストレスを感じやすいです。また、猫の方がより敏感な子が多く、触られるだけでストレスになることもあります。物音でパニックになってしまうこともあるため、診察の時も音には気を付けていました。 ―自律神経のバランスを整えてあげるにはどのようにしたらいいでしょうか? まずは環境を整えてあげることです。また、触れ合うことでリラックスしやすくなります。嫌がらなければ優しく撫でたり、お風呂に入れたり、マッサージをしたりすることは自律神経のバランスを整えるのに効果的です。 ―自律神経の状態はどのように把握するのでしょうか? 脈拍数や呼吸数を計測し、その値から自律神経の状態を把握します。 ―正常な脈拍数・呼吸数を教えてください。 安静時における脈拍数・呼吸数はそれぞれ以下の通りです。 ・呼吸数 犬猫ともに10~30回/分 ※40回/分以上は呼吸が苦しい時・脈拍数 小型犬:60~80回/分、大型犬:40~50回/分 子犬の場合は...
僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)は中高齢の小型犬でよくみられる心臓の病気です。僧帽弁閉鎖不全症の初期症状は「疲れやすい」「動きたがらない」といった症状で、気づきづらいため、健康診断で発見されることも少なくありません。病気が進行すると「咳」や「失神」、「呼吸困難」といった症状がみられ、命に関わることもあります。僧帽弁閉鎖不全症はお薬では完全に治すことはできませんが、早期発見・早期治療ができれば、病気の進行を遅らせられる可能性があります。 https://www.sbiprism.co.jp/column/column_71.html?MDV_clm ※外部サイトに遷移します ペットの健康状態をチェック!!「カルテコ」7日間無料お試し 【App Store】 【Google Play】
今年もまた暑い夏がやってきました。夏は人と同様に犬や猫も熱中症になりやすい季節です。今回のコラムでは、犬と猫の熱中症の「怖さ」についてご紹介します。 https://www.sbiprism.co.jp/column/column_26.html?MDV_clm ※外部サイトに遷移します ペットの健康状態をチェック!!「カルテコ」7日間無料お試し 【App Store】 【Google Play】
「慢性腎不全で死亡する猫は多い」そんな話を、耳にしたことはないでしょうか。慢性腎不全は猫がなりやすい病気というイメージを持つ人も多いと思いますが、犬にとっても慢性腎不全は死因の上位に入るほどメジャーな病気です。 https://www.sbiprism.co.jp/column/column_60.html?MDV_clm ※外部サイトに遷移します ペットの健康状態をチェック!!「カルテコ」7日間無料お試し 【App Store】 【Google Play】
ーー過剰な吠えやいたずらなど問題行動が目立ちます。 どうすれば改善するでしょうか。 飼い主から見て問題行動と思えるものの多くは、犬の行動欲求を満たせていないことから生じます。日頃から長時間の留守番をさせていませんか?犬の最大のストレス要因は「退屈」だと考えています。犬は元々、群れで協調しながら生活する習性があるため、単独でいることに特にストレスを感じやすい生き物です。このストレスが、過剰な吠えやいたずらなどの問題行動を引き起こす原因になります。 共働き家庭の場合、1日平均8時間は留守番をすることになります。人間で言い換えると、スマホやテレビも見ることができず一人にさせられるような感覚です。コロナ禍で行動制限を余儀なくされた頃、皆さんも退屈で仕方なかったでしょう。留守番が多い犬は、そのようなストレスを毎日受けていることになります。飼い主が帰宅後、散歩に行くとしてもせいぜい1時間ほどで、しかも日が落ちて暗い中の散歩では犬にとっていい刺激になりません。 2017年にイギリスの王位獣医学校のシャーロット・バーン博士は「(人間と同じように)動物も退屈を苦痛と感じていて、(犬だけでなく)家畜や動物園の動物は、刺激が少なすぎる状態にあるため、脳の神経細胞(ニューロン)が死んでしまう」と報告しています。「うちの子はいたずらをしないからいい子」と話す方もいらっしゃいますが、刺激が少なすぎて鬱のような状態になっていることも懸念されます。 問題行動の予防や改善のためしつけを通した学習よりも大切なのは、日頃から犬の行動欲求を満たしてあげることです。一緒にいられる時間に、おもちゃだけを与えてひとりで遊ばせていませんか?短い時間の抱っこや撫でるだけではなく、一緒に遊んでコミュニケーションをとる時間を積極的に増やしましょう。 私が代表を務める、犬の飼い主教育を目的としたしつけ方教室「スタディ・ドッグ・スクール」ではスクールでお預かりし、様々な社会経験を積ませる「犬の幼稚園」を運営しています。仕事の都合などで留守番の時間が長くなってしまうことは仕方ないことですが、愛犬の幸せのために、こういったサービスを利用することも検討してみてはいかがでしょうか。 カルテコでストレス度合いをチェック わたしと大切な家族の健康管理「カルテコ」7日間無料お試しはこちら ⇒https://karteco.j...
2024年1月28日発行の「読売新聞」に、PHR(パーソナルヘルスレコード)サービス「カルテコ」についての記事が掲載されました。 記事は以下をクリック ↓ https://www.mdv.co.jp/news/2024/detail_2185.html
症状が悪化すると歩行困難になることも多い犬の椎間板ヘルニア。本コラムでは、犬の椎間板ヘルニアの症状、原因、なりやすい犬種、治療方法、早期発見のためのポイントをご紹介します。 https://www.sbiprism.co.jp/column/column_58.html?MDV_clm ※外部サイトに遷移します ペットの健康状態をチェック!!「カルテコ」7日間無料お試し 【App Store】 【Google Play】